2021.10.06

真中満がヤクルトの「3位予想」を撤回。優勝へ投手・野手のキーマンは?

  • 長谷川晶一●取材・文 text by Hasegawa Shoichi
  • 村上庄吾●写真 photo by Murakami Shogo

ーー9月後半以降、苦戦が続いている巨人はいかがですか?

真中 ジャイアンツは先発投手陣がかなり苦しい状況ですよね。菅野(智之)、山口(俊)戸郷(翔征)、畠(世周)、高橋(優貴)で何とかやり繰りして頑張っているけど、先発ローテが一枚足りなくて、それぞれが中4日、中5日で投げている。でも、早い回で崩れるケースが目立っていますよね。中田翔の加入も効果はなかったし、ヤクルト、阪神と比べるとかなり苦しいのは間違いないですね。ヤクルトからすれば3連戦を2勝1敗、最低でも1勝2敗で戦えればいいわけだから、そんなに難しく考えることもないと思いますね。

ーースポーツ紙上では、「マジック点灯」という文字が踊り始めています。監督としては、マジックは早めに出たほうがいいのか、直前まで出ないほうがいいのか。どちらなんですか?

真中
 やっぱり、早めに出たほうがいいと思いますよ。早めに出て、少しずつ減らしていく。それはモチベーションになるし、目安にもなるし。たとえば残り5試合でマジック3が点灯しても、プレッシャーしかないですから。でも、今は阪神、巨人のなかではいちばん状態がいいのはヤクルトだから、マジック点灯についてはあまり意識しなくてもいいんじゃないかな?

ーー阪神、巨人と比べて「ヤクルトが、いちばん状態がいい」ですか?

真中 9連勝が止まって2連敗したけど、そのままズルズルいかずにカープに3連勝しましたよね。例年までなら、このまま連敗が続いていたと思います。その点でも今年のヤクルトは地力がありますよ。とにかく勝負の山は10月5日からの巨人戦(5日時点でヤクルトの1勝)、8日からの阪神戦、神宮6連戦での直接対決で雌雄が決すると思いますね。