2021.10.01

楽天のドラフト1位は風間球打が狙いか。投手陣の若返りは必須で東北には好投手が目白押し

  • 安倍昌彦●文 text by Abe Masahiko
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 守備も若手にありがちなポカがなく、キャッチング、スローイングともに高精度。1年目からレギュラーとして期待できる遊撃手だ。

 ただ、この水野は2位以内で消える可能性があるから、上位2人を投手でいくなら別のショートも候補に入れておきたい。

 セガサミーの中川智裕(右投右打)は、スローイング能力に長けた大型遊撃手だ。中川の持ち味は、187センチの体躯をコンパクトにまとめて動ける抜群のボディバランスと柔軟性。だから、力まなくても糸を引く送球が、三遊間の深いところからでも伸びる。間違いなく、フィールディングでメシが食える選手だ。

 そして右打ちの外野手も重要だ。楽天がずっと注目してきたのが、昌平高校の吉野創士(右投右打)だ。全身をしなやかに連動させたスイングから、高校通算56本塁打の実績もさることながら、彼をもっと高く評価したい理由はほかにある。

 吉野は、試合では金属バットでも、練習では常に木製バットを使用している。その時の飛距離、打球のスピードがすばらしいのだ。高校生でここまで木製バットを扱える選手はいない。予想しているよりも早いスピードで一軍の戦力になる可能性は高い。

 この夏の埼玉大会では、腰を痛めていた影響で本来のスイングはできなかったが、評価はまったく変わっていない。

 今年のドラフトは将来を見据えた補強をできるかがポイントになるだろう。

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