球界で光った個性派のメガネ戦士たち。
「大成しない」のジンクスを打ち破る

  • 白鳥純一●取材・文 text by Shiratori Junichi
  • photo by Sankei Visual

 また、同年にJX-ENEOSから日本ハムに4位指名された投手、鈴木健矢も、ナイターで照明が灯るなかでもキャッチャーのサインを見やすくするため、プロ入り後に"サングラスデビュー"した。右投げのサイドスローとして、ルーキーイヤーの今季は1軍で11試合に登板。指名挨拶の際に鈴木自身が語った「中継ぎで60試合を投げる」という目標に向かって、さらなる進化を遂げたいところだ。

 他にも紫外線からの目の保護など、野球界で求められるメガネの役割も変化しつつある。姿を消していくのは「時代の流れ」かもしれないが、またメガネ選手がグラウンドで躍動する姿も見てみたいものだ。

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