2020.11.13

里崎智也がパ・リ-グCSを予想。
ロッテのとるべき戦術とキーマンは?

  • photo by Sankei Visual

――ロッテのキーマンを挙げるとしたら?

「9月にケガから復帰した荻野(貴司)次第ですね。特に今のロッテのようにパンチ力がない打線だと、1番バッターが塁に出られるかどうかで得点できる可能性が大きく変わりますから。(クラスターで)1軍での出番が回ってきた藤原(恭大)も一時期は1番で頑張りましたが、出だしの頃と比べると状態が落ちています。また、対ソフトバンクは打率.167、出塁率.219 とダントツに悪いんですよね。『怖いもの知らず』な部分が、いい方向に出てくれたら面白いと思うんですが......」

――逆にソフトバンクの1番バッターは、12試合連続盗塁のプロ野球新記録を樹立し、50盗塁をマークした周東佑京選手。里崎さんがキャッチャーならどう"足"を防ぎますか?

「何より出塁させないことです。盗塁数をここまで増やせたのは、シーズン中盤からレギュラーとして1番に定着して、なおかつ出塁していたから。最終的に打率を.270まで上げましたが、フォアボールでも歩かせたくない。塁に出ちゃったら、キャッチャーの立場からするといいスタートを切られたら終わり。ピッチャーにちゃんとクイックをしてもらうしかないですね(笑)」

――話を聞いていくと、ロッテにとって厳しい戦いになるイメージがどんどん強くなっていきます。

「とにかくロッテは、ソフトバンクに"横綱相撲"をさせてはいけない。ここまで話したように、投手は2点以内に抑えて、打線は攻める姿勢を崩さずにミスを誘って、大爆発したらラッキー。そういった戦いができれば光が見えてくるかもしれません」

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