巨人がもしもFAで山田哲人を獲ったら・・・理想オーダーを組んでみた (4ページ目)

  • 文/おくまん text by Okuman
  • photo by Sankei Visual

 2017年WBCの準決勝・アメリカ戦のように、バッタバッタとメジャーの打者たちを打ち取っていくあの大きな背中がまた観たいじゃないですか! そして、数年後にジャイアンツに戻ってきてくれることを信じ、僕はその日を正座して待とうと思います。

 絶対的エースが抜けるとしたら、その穴は今年ブレイクした戸郷投手をはじめ、大学の後輩である中川皓太投手、自主トレにも帯同してる宮國椋丞投手らを中心に、"菅野イズム"を継承した若手投手陣がカバーしてくれるはず。それらは大前提として、やはり今オフFAの大野投手の獲得に動いてもいいですね!! いやいや、これはさすがに冗談です(笑)。

 オーダーの話に戻りますが、悩みに悩んだ結果、若手有望株の吉川尚輝選手の1番セカンドは生かしつつ、山田選手には侍ジャパンでも経験のあるファーストを守ってもらうことにしました。これが一番しっくりくるかも。打順は2・3番で「てつと・はやと」を並ばせたい。名前だけ見ると浅草の師匠コンビみたいになっちゃいますけど。

 この山田哲人FA問題、獲得できればもちろん嬉しい。しかし、獲得できなくても生え抜き若手の活躍の機会が増えたと考えればこれまた嬉しい。つまり、どっちに転んでもジャイアンツ的には最高の形が決定してるんです! そんなこと言いつつ、究極は「山田哲人選手を獲得できて、なおかつ生え抜きの若手が活躍してくれる」のが最高なんですけどね(笑)。

 あ、でも、もしセリーグにDH制度が導入されれば、出場できる野手がひとり増えるので、この問題も解決しますねえ。ああ、この流れでセリーグにも実験的にDH制度が導入されたらいいのになー。

 やはり、人間の欲というものは無限である。

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