ソフトバンクのドラ1予想。地元の超大器より即戦力スラッガーを狙う (3ページ目)

  • 安倍昌彦●文 text by Abe Masahiko
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 さらに余裕があれば、即戦力投手もほしいところ。ハートの強さとキレのあるボールが武器のサイドハンド右腕・川瀬航作(日本製鉄広畑)や、スライダー、チェンジアップが勝負球になる左腕の山野太一(東北福祉大)が候補に挙がる。

 とくに山野は、巨人・田口麗斗のように上背はなくてもボールに角度があって、打者に向かっていく勝負根性も一級品。

 リリーフ左腕・嘉弥真新也は昨シーズンまでの3シーズン、連続して50試合以上に登板している。まだまだ健在だが、そんな時こそ万全の準備が必要だろう。山野にはその後継者の資質があり、近い将来「獲っておいてよかった......」とみんなが口を揃えるような心強い存在になることだろう。

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