大洋&横浜でベストナインを選出。
八重樫幸雄は「主砲」の配置に悩んだ

  • 長谷川晶一●取材・文 text by Hasegawa Shoichi
  • photo by Kyodo News

【苦労して頑張った鈴木尚典はぜひとも評価してあげたい】

――では、外野手3人を発表してください。

八重樫 ここで懸案の田代を入れたいんです(笑)。若い頃には外野もやっていましたから。そして、守備の名手として忘れちゃいけない屋鋪要、首位打者も獲得した鈴木尚典を挙げたいですね。鈴木は若い頃から一生懸命で、ファームで努力をして結果を残した。僕の大好きなタイプの選手なんです。「こういう選手こそ、きちんと評価しなくちゃダメだ」という思いが強いので、鈴木は絶対に入れたいんですよ(笑)。

――いわゆる「八重樫枠」ということで承知しました(笑)。では、打順を発表していただけますか?

八重樫 これはそんなに迷わずにすぐに決まりましたね。

1.屋鋪要(中)
2.高木豊(二)
3.松原誠(一)
4.田代富雄(左)
5.宮崎敏郎(三)
6.鈴木尚典(右)
7.山下大輔(遊)
8.谷繁元信(捕)
9.平松政次(投)

こんな感じの打線を考えてみました。四番はやっぱり、田代に任せたいんですよね。

――今回もありがとうございました。次回は「日本ハム編」でお願いします!

(日本ハム編につづく)

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