開幕投手・山岡泰輔はSNSも活用して進化。憧れの先輩のアドバイスも糧に (5ページ目)

  • 佐久間秀実●取材・文 text by Sakuma Hidemi

――パ・リーグは同一カード6連戦が主になりますが、対策を練っていますか?

「1週間に1回投げる先発投手にとっては、大きな影響はないんじゃないかと思っています。ただ、同じチームとの対戦でリリーフ陣の登板が多くなると、対応もされて厳しくなるかもしれない。そういった負担を少しでも減らすために、僕もできるだけ長い回を投げたいですね」

――今シーズンの個人、チームとしての目標を教えてください。

「個人としては、毎年キャリアハイを目指してやっているので、昨年を上回る投球をしたいです。もともと数字にこだわりはありませんが、今年は試合数が違うこともありますし、意識せずに1年間を投げ切りたいです。チームの勝ちが増えることだけを考えて、結果的に自分の成績もよかったら最高ですね。

 チームとしては、まずはAクラスに入ること。上位争いをして、クライマックスシリーズ、日本一を狙えるシーズンにしたいです」

■山岡 泰輔(やまおか たいすけ)
1995年生まれ/投手/右投左打/身長172cm/背番号19
広島県出身。瀬戸内高校から社会人野球・東京ガスを経て、2016年ドラフト1位でオリックス・バファローズに入団。1年目から先発ローテーションに定着し、2019年には13勝4敗で最高勝率のタイトルを獲得。侍ジャパンに選出され、プレミア12での世界一に貢献した。

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