八重樫幸雄が現役最強キャッチャーを選出。あの決勝戦での好リードが決め手 (6ページ目)

  • 長谷川晶一●取材・文 text by Hasegawa Shoichi

――では、フォークはいかがですか?

八重樫 フォークはストレートに続いて村田兆治さん、そして佐々木主浩(横浜)ですね。2人とも、ものすごい落差のフォークを投げていました。

――じゃあ、最後にナックルやパームなどの特殊球で印象に残っている投手は?

八重樫 ナックルボーラーは印象に残っていないんだけど、ナックルカーブは阪神のキーオがいい球を投げていましたね。ナックルボールほど大きく揺れるわけじゃないんだけど、それでも小さく揺れながらカーブのように曲がってくる。これも、それまでは見たことのない変化だったので面食らいました。外国人投手といえば、元巨人のライトがいいチェンジアップを投げていましたよ。当時としては珍しいボールだったので、ヤクルト打線はみんな打ちあぐねていました。僕も初めて見る変化に驚きましたね。

(つづく)

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