2020.05.28

巨人・炭谷銀仁朗はナイスガイ。
万全の準備と仲間への気配りを忘れない

  • 谷上史朗●文 text by Tanigami Shiro
  • photo by Sankei Visual

 さらに、こんな話も聞いた。

「修学旅行でトランプを持っていくとなった時、友だちの分が足りなくなったらいけないと予備を持っていきました。それにハンガーと洗濯ロープも。そんな感じなので、あの子はいつも荷物が多かったんです」(実由記さん)

「野球でも、スパイクやグラブの紐は必ず予備を入れていましたね。それも自分用とチームメイト用の2本ずつ入れていたはずです」(英毅さん)

 生粋のキャッチャー気質を感じさせるエピソードだが、その根底にあるのは炭谷の優しさだ。

 以前、ある西武の選手の原稿を依頼されたが、エピソードに乏しく困っていたところ、練習終わりの炭谷とバッタリ出くわした。じつは......と事情を話すと、その選手についての話をいろいろと教えてくれ、大いに助けられた。

 そんな炭谷が未曾有の事態に選手会長として立ち向かっている。だが炭谷なら、このピンチも好リードで乗り越えてくれるはずだ。

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