2020.04.24

井端弘和が語るセ・パ新人王候補。
巨人・山下を将来はクリーンナップと評価

  • 寺崎江月●取材・文 text by Terasaki Egetsu
  • photo by Sankei Visual

――将来、どんな選手に成長しそうですか?

「今年は一軍でどれだけ起用されるかわかりませんが、早い段階で巨人のクリーンナップを担うかもしれません。山下は左打者ですから、右打ちの岡本和真とも並べやすいですし、5番でもいいですね。守備を不安視する声もありますけど、3月21日に行なわれた巨人の二軍とNTT東日本との練習試合で見た限りでは、十分にやれていました。内野に比べると守備の負担が少ない外野手ですし、しばらくはバッティング中心で頑張ってほしいです」

――続いてセ・リーグの投手はいかがですか?

「大阪商業大学からドラフト2位で中日に入団した、橋本侑樹(ゆうき)は面白いですね。変則フォームの左投げで、スライダーのキレもいい。オープン戦や練習試合では中継ぎで結果を出していましたから、シーズンでも同じような起用になると思います。

 それでも新人王となると、投手では広島のドラフト1位・森下暢仁(まさと)が本命です。明治大学の先輩である野村祐輔も新人王(2012年)になりましたが、森下はバランスがよく、将来的にエースになれる素材。野村の他にも、大瀬良大地など広島にはいい先発の見本がたくさんいますし、広島のエースや抑えとして長く活躍された佐々岡真司新監督からも多くのことを学べるでしょう」