岡本和真、自身に手応え。昨年との違い、丸と坂本の存在についても語った

  • 寺崎江月●取材・文 text by Terasaki Egetsu
  • photo by Kyodo News

 NPBは3月23日、新型コロナウイルスの影響で延期になっていたプロ野球開幕の目標を、4月24日とする方針を固めた。練習試合もいったん中止になり、セ・リーグは4月14日から、パ・リーグは同10日から再開されることになった。

 状況次第ではさらに先延ばしになる可能性もあるなか、セ・リーグ連覇を狙う巨人の4番・岡本和真は、オープン戦15試合で打率.356、3本塁打を記録するなど好調。昨シーズンに届かなかった日本一へ、さらなる活躍が期待される若き大砲に、頼もしい先輩たちについてや今シーズンへの意気込みなどを聞いた。

巨人の4番としてさらなる活躍が期待される岡本巨人の4番としてさらなる活躍が期待される岡本──延期になった開幕日がなかなか定まりませんが、今の心境を聞かせてください。

「プロである以上、僕たちはコンディション作りをするのが務めです。ピッチャーに関しては調整面などでわからない部分も多いですけど、『モチベーションが保てない』と思っている選手はいないと思います。とにかく、開幕に向けて準備を進めるのみです」

──岡本選手コロナウイルス対策として行なっていることはありますか?

「遠征で長距離の移動になる時は、新幹線や飛行機でも『これは触っていいのだろうか?』など慎重になっています。気をつけていても怖さはありますけどね」

──無観客でのオープン戦や練習試合は違和感がありましたか?

「プレー自体は普段とあまり変わらないので、割り切ってやっています。ただ、ファンのみなさんの声援は力になるので、1日でも早く、多くの方の前で野球ができるようになってほしいです」

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