里崎智也に「奇跡のパートナー」。YouTubeチャンネルの戦略を明かす (5ページ目)

  • 寺崎江月●取材・文 text by Terasaki Egetsu

袴田 ただの私服で、狙いはないです(笑)。確かにノースリーブの服は好きですし、二の腕などが「たるんでないかな」と意識できることもあって、たくさん持っていますが(笑)。動画撮影日ごとに違うものを着ていくようにしていたのですが、それがコメントに反映されるとは思いませんでした。今はまだ寒いですが、春から夏にかけて復活させようと思います。

 話を本筋に戻しましょう(笑)。里崎さんのチェンネルではゲストをあまり呼んでいませんが、何か理由があるんですか?

里崎 経費節減です。というのは冗談で、ゲストに頼るチャンネルにはしたくないからです。最近では、「チャンネル登録者22万人突破記念」で、ソフトバンクの甲斐拓也選手に出演してもらいましたし、もちろん面白い話はできました。ですが、ゲストの人選によって、見るか見ないかを決められるようになってしまっては困りますから。そうではなくて、自分のクオリティーを高めていくことを重視しています。

袴田 今後は、どんなテーマを取り扱っていこうと考えていますか?

里崎 どんなテーマであれば視聴数が伸びるかは、まだ掴みきれていないところがあって。すごく事前の準備をした、バッテリーの配球をメインにした"里崎塾"よりも、思いつきで撮った「一軍と二軍の待遇の格差」のほうが反響が大きかったですし。

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