ヤクルト高津監督が語る奥川恭伸起用「勝つための大きなピースになる」 (6ページ目)

――　最後に、今シーズン、チームが目指すところについて教えてください。

「うーん、今の段階で100％とはなかなか言い難いところです。立て直すところがたくさんあるので......まずはその１つ１つをクリアしていきたいなと思っています。それがクリアになった時に、初めて『勝ちます』と言えるのかなという感じです」

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　今回のキャンプを見て思ったことは、高津監督が選手たちの"自主性"に任せている部分が増えていることである。そのことについて聞くと、こんな答えが返ってきた。

「やりたい選手、体力のある選手は個別練習をやると思います。それがはっきりとわかるスケジュールにしました。もちろん、背中を押してやることも必要なので、そこの使い分けはしっかりやっているつもりです。選手がやらなければそれでいいですけど、それなりの結果が待っていますよ、と。そういったなかでどうやってうまくなっていくのか、我々がどう導いてあげられるのか。そういうことも含めて自主性と考えています」

　チームの今シーズンのスローガンは「NEVER STOP　突き進め！」。　選手たちは高津監督のもとで突き進んでくれるに違いない。