2019.11.06

内輪もめから一転、一体感。
名将+レジェンドコーチで台湾が手ごわい

  • 木村公一●文 text by Kimura Koichi
  • photo by Getty Images

 またブルペンコーチには、ニューヨーク・ヤンキースなどメジャーで9年間プレーし、2006年、2007年と2年連続して19勝を挙げた王建民(ワン・チェンミン)が入った。こちらも彭政閔同様に台湾球界のカリスマ的存在で、投手陣をまとめていくはずだ。

 投打のレジェンドをコーチとして招聘したことは、台湾にとって大きな”補強”になったはずだ。とくに台湾の場合、これまで国内でプレーする選手と海外でプレーする選手との間に微妙な距離が生まれ、チームに一体感が生まれにくい状況が続いていた。しかし、レジェンドが加わったことでチームにまとまりが生まれ、洪監督も采配に集中できるだろう。

 近年、辛酸をなめてきた台湾だが、名将がレジェンドのコーチ陣を従え、機運は高まっている。プレミア12で台湾は日本と同じグループBに入った。はたして、どんな戦いを見せてくれるのか。日本にとって、これまで以上に厄介な相手になったのは間違いない。

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