日本ハム吉田輝星が一軍デビュー。史上19人目の快挙達成なるか? (3ページ目)

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • photo by Kyodo News

松坂大輔(西武)/1998年ドラフト1位
初登板/1999年4月7日
対戦相手/日本ハム(東京ドーム)
内容/先発登板・8回2失点

ダルビッシュ有(日本ハム)/2004年ドラフト1位
初登板/2005年6月15日
対戦相手/広島(札幌ドーム)
内容/先発登板・8回0/3 2失点

山口俊(横浜)/2005年高校生ドラフト1巡目
初登板/2006年6月29日
対戦相手/巨人(横浜スタジアム)
内容/先発登板・6回1失点

齊藤悠葵(広島)/2005年高校生ドラフト3巡目
初登板/2006年10月1日
対戦相手/巨人(東京ドーム)
内容/先発登板・5回無失点

唐川侑己(ロッテ)/2007年高校生ドラフト1巡目
初登板/2008年4月26日
対戦相手/ソフトバンク(福岡Yahoo! JAPANドーム)
内容/先発登板・7回無失点

中村勝(日本ハム)/2009年ドラフト1位
初登板/2010年8月11日
対戦相手/ロッテ(千葉マリンスタジアム)
内容/先発登板・5回1失点

武田翔太(ソフトバンク)/2011年ドラフト1位
初登板/2012年7月7日
対戦相手/日本ハム(札幌ドーム)
内容/先発登板・6回無失点

安樂智大(楽天)/2014年ドラフト1位
初登板/2015年10月5日
対戦相手/ソフトバンク(楽天Koboスタジアム宮城)
内容/先発登板・6回無失点

 ちなみに、日本ハム出身で現在はMLBのロサンゼルス・エンゼルスで活躍中の大谷翔平の投手としてのデビュー戦は、入団1年目の2013年5月23日のヤクルト戦(札幌ドーム)。最速157キロをマークするなど、5回2失点と好投するも勝敗はつかなかった。

 誰もが注目を集めるデビュー戦。吉田が挑むのはセ・リーグ3連覇中の王者・広島。しかも先発は、昨年のセ・リーグ最多勝投手・大瀬良大地だ。ハードルは高いが、それでも吉田は「点を取られないようにしないと勝利は近づかない。格上のすごい投手ですが、誰にでも負けるのは嫌。負けないという気持ちだけはしっかりと持っていきたい」と、持ち前の負けん気の強さを見せた。

 令和元年、新たな伝説をつくるのか。吉田輝星のプロ野球人生がまもなく幕を開ける。

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