セ新人王獲得の東克樹。あの日の巨人戦を振り返り「来季につながる」 (3ページ目)

  • 寺崎江月●取材・文 text by Terasaki Egetsu
  • photo by Kyodo News

――試合中にバナナを食べて栄養補給することが話題になりましたが、それは看護師であるお母さんから勧められたと聞きます。それ以外に体調管理で気をつけていることは?

「母からは『栄養バランスには気をつけなさい』と言われてきて、子供の頃から鶏肉のササミをよく食べましたね。揚げる・煮る・焼く・炒めるなど、いろんな料理を作ってくれて、それが体作りの助けになりました。食事面のほかには、ありきたりですが睡眠を大切にしています」

――チーム内で、よく話をする選手はいますか?

「同級生の砂田(毅樹)と同期入団の神里(和毅)さんとは、よく話をします。なんか落ち着くんですよね(笑)。野球の深い話は、筒香(嘉智)さんとすることが多いです。そんなチーム内でのコミュニケーションが、シーズンを戦う上で支えとなりました」

――来季はエースとしての活躍を期待され、開幕投手も視野に入ってくると思います。オフに取り組もうとしている課題について教えてください。

「今年の疲れを取りつつ、パワーアップをすることです。相手チームはかなり研究してくるでしょうから、それよりも一段階上に行かなければなりません。。練習の中で出てきた新たな発見を、さらなる進化につなげられるよう頑張ります」

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