パ・リーグのスラッガーたちを胸アツにする。ここぞ!で聞きたい応援歌 (2ページ目)

  • 寺崎江月●取材・文 text by Terasaki Egetsu
  • photo by Kyodo News

上林誠知・福岡ソフトバンクホークス

今季はすでに昨年の13本を上回るホームランを放っているソフトバンクの上林今季はすでに昨年の13本を上回るホームランを放っているソフトバンクの上林──自分の応援歌で好きなところは?

「流れるような曲調ですね。周りの人からもよく『いいね!』と言ってもらえるので大満足です」

──上林選手は昨シーズンにブレイクを果たしましたが、応援歌が作られたときの気持ちは?

「うれしかったです。チームの一員として認められた感がありますよね」

──登場曲も上林選手専用の曲になっていますね。

「NRS(ナチュラル・レディオ・ステーション)さんの『Golden Number 51』を軸に流してもらっています。自分のために作っていただいた曲なので、身が引き締まります」

──8月1日に23歳になったばかりですが、「バースデーソング応援」についてはどう思いますか?

「昨年の誕生日に行なわれた試合は猛打賞だったんですが・・・・・・。あの曲がかかると周囲の目が気になって、どうしても集中力が散漫になってしまうんです。できれば自粛していただけると助かります(笑)」

──他チームの選手の好きな応援歌はありますか?

「横浜DeNAの筒香(嘉智)選手と、ヤクルトの山田(哲人)選手の応援歌が好きです。とくに前奏がカッコいい。ヤクルトに関しては『東京音頭』もいいですね。得点が入る度に、傘を振りながら歌ったときの盛り上がりがすごい。今年の交流戦で戦ったときに、何回も目にすることになった光景です(苦笑)」

──高校野球のブラスバンド応援で好きな曲はありますか?

「僕は埼玉出身なので、浦和学院の『浦学サンバ』や花咲徳栄の『サスケ』は子どもの頃から好きでした。それらの曲を口ずさみながら練習をしていたことを思い出します」

──上林選手にとって応援とは?

「"感謝"ですね。とくに子どもたちに応援してもらえるのが本当にうれしいです。それに結果で応えられるように頑張ります」

つづく

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