日本ハム・谷口雄也の「きゅん」となるリハビリ報告。今は視界良好です (3ページ目)

  • 寺崎江月●文・写真 text & photo by Terasaki Egetsu

──「耐」の気持ちでリハビリを続けてきたなかで、今年寂しく感じたことはありますか。

谷口 ユニフォームを着て試合のグラウンドに立てなかったことですね。「野球をやりたいスイッチ」は押さないようにしていましたが、やはり自分の仕事がない状態なので、すごく残念でした。

 リハビリについては、今年はチームにケガ人が多かったので、誰かに手を貸してもらう時もあったけれど、どうあれこうあれ、最後は自分ひとりなんだと実感しました。

──そんな孤独なリハビリの日々でも、うれしかった瞬間はありましたか。

谷口 外を歩けるようになった時ですかね。グラウンドに出るので当然、練習着やユニフォームを着ますけど、そこでなんか"久しぶりだな!"っていう感覚でした。グラウンドがすごく広く感じたりして、なんか新鮮だったことを覚えています。

──ファンからのプレゼントで、ケガやリハビリを意識したものはあったのでしょうか。

谷口 膝に使うサポーターは多かったです。そのほか、僕を励ましてくれる品物やグッズもたくさんいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

──野球のできない単調な毎日のなかで、癒された出来事はありましたか。

谷口 パンダのシャンシャンは癒されますよね(笑)。手のひらサイズから、190日くらいであんなに大きくなって。ただただ、すごいです。あの動きには、本当に癒されます。ほかには、不倫とか内輪揉めのニュースが多くて、見ていて決して気分はよくなかったですね。

──球界のニュースで気になることは何でしょう?

谷口 頑張れ! 大谷翔平さんです(笑)。

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