名打撃コーチが思わず驚きの声を上げた
「若侍2人」の打撃テクとは?

  • 木村公一●文 text by Kimura Koichi
  • photo by Kyodo News

 最後に、選手ではないが、非常に目を引いたのが志田宗大スコアラーだ。彼のことは昔からよく知っているが、着眼点がよく、分析能力も高い。おそらく12球団ナンバーワンだろう。今回はわずか3試合だけだったので、どこまで彼の力が発揮できたかわからないが、優秀なスコアラーがベンチにいるのは選手にとっても心強い。巨人ヘッドハンティングに動いたみたいだが、今後も稲葉ジャパンの一員としてチームを支えてほしいものだ。

 いずれにしても、稲葉監督が幸先のいいスタートを切ったことは間違いない。東京五輪に向け、どんなチームをつくっていくのか。じっくり見守っていきたい。

(つづく)

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