ヤクルト真中監督、逆襲に自信。
優勝へ「任せてください。大丈夫です」

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

── あくまで基本方針は変わらない?

「もちろん状況やピッチャーとの兼ね合いもあるので、まったく動かないことはないです。ただ、スクイズをすれば確実に得点できるわけではないし、外されたときのリスクも考える必要があります。監督としてスクイズのサインを出すのは心臓がドキドキしますよ。相手ベンチにバレるんじゃないかというくらい。でも、ドキドキするからサインを出さないわけじゃありません(笑)。それくらいスクイズはギャンブル的なサインなんです。ギャンブルなんてしょっちゅうすることじゃないですからね」

── 最後に、監督ご自身は「目を覚ませ」というスローガンをどう受け止めていますか。

「もう1回、自分を見つめなおして、今までやってきたことの確認作業と、本当にこれでいいのかと、自問自答しながらやっていくということですね」

── 今シーズンは足取りも軽く、神宮球場をあとにできることを願っています。

「任せてください、大丈夫です!」

プロ野球記事一覧>>

6 / 6

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る