食生活も充実。CS大活躍のロペスが語る「ベイスターズで戦う喜び」 (3ページ目)

  • 寺崎江月●文 text by Terasaki Egetsu
  • 村上庄吾●撮影 photo by Murakami Shogo

──それまでのバットから、どこか変えた部分はあるのですか。

「モデルはずっと同じ。ただ、実は僕が使うバットの種類は3つあるんですよ。それを対戦ピッチャーに応じて使い分けています。直球の多いピッチャーならこのバット、変化球の多いピッチャーならこれ、といった感じで状況を確認しながら打席に臨んでいます」

愛用のアメリカ製バット。練習用のミットもブルー愛用のアメリカ製バット。練習用のミットもブルー

──先ほどお話に出た「ロペス流の打撃理論」を野球少年たちにアドバイスするなら、どのように伝えますか。

「バッターに一番大事なのはバランスです。しっかりバランスをとることにより、ボールがよく見え、遠くへ飛ばすことができます。まず、打席に立った時にバランスを保っていなくてはいけない。そして、スイングをする時にそのバランスをどう保つか? 前に突っ込んでしまうと力が伝わらないですし、後ろに重心をかけすぎてもダメ。立っている時のバランス、この感覚をしっかり覚えて、スイングする時にも同じように右足に体重を残しておく。(右バッターの場合)右足が一番大事なんです」

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