2016.10.01

パ・リーグ6球団別。ドラフトで
虎視眈々と狙うのはこの選手だ

  • 安倍昌彦●文 text by Abe Masahiko
  • 大友良行●写真 photo by Ohtomo Yoshiyuki

■ロッテ

今年夏の甲子園でも活躍した最速152キロ右腕の横浜高・藤平尚真 前評判は決して高くなかったが、粘り強い戦いでAクラス入りしたのは、石川歩が名実ともにエース格に成長したことと、派手さはないが選手ひとりひとりが自分の役割に徹したことが挙げられる。チームの結束力が強く、相手にとっては”厄介”なチームだ。

 そんな今のロッテに必要な選手は、将来、チームの柱となる選手。うってつけの選手が、エース・涌井秀章の後輩であり、地元・千葉出身の藤平尚真(横浜高)だ。ストレートの速さ、強さはこの夏の甲子園で実証済み。スター性も含め、なんとしても欲しい選手のひとりだろう。

 投手陣でいえば、毎年補強ポイントに挙げながら、ここ3年間のドラフトで左腕は成田翔と宮崎敦次のふたりしか獲得していない。左腕不足はいよいよ深刻化しており、なんとしても今年のドラフトで成果をあげたいところだ。

 オススメは、今季急成長している中尾輝(名古屋経済大)と、高い経験値を持つ濱口遥大(神奈川大)。特に濱口は試合終盤の1イニングを任せられる投手で、間違いなく戦力になるだろう。