2016.07.09

こりゃ強いわけだよ。新設されたホークス「二軍施設」がスゴすぎる

  • 古江美奈子●文・写真 text&photo by Furue Minako

 さらに、リハビリ用流水プールも備わっており、こちらは中田賢一のお気に入り。

「球数が多かった日やウエイトで筋肉が固まった日にはプールに入ります。翌日の肩周りが全然違うんです。中日のときもキレイな寮だったけど、それを上回る施設。トレーニングもしっかりできて、体が大きくなる若手が増えると思いますよ」

 ベテランも納得の充実した環境だ。

プロ野球最大規模を誇る室内練習場 この環境を生かさない手はないと意気込むのは、外野手の釜元豪。「広い球場なので外野の守備が問われる。守備範囲の広さをアピールできるチャンス。一軍を目指して、自分にもっとプレッシャーをかけてやっていきたい」と練習に励んでいる。

 現在、一軍は首位をキープしたまま、前半戦を終えようとしている。交流戦後、打線が湿りがちで連敗を喫していたが、それでも7月8日終了時点で2位日本ハムに5.5ゲーム差をつけている。

  ソフトバンクの強さは選手層の厚さにある。レギュラークラスの選手が故障や不調に陥ろうとも、それに代わって出場する選手が結果を出せるのが最大の強み だ。若手選手を積極的に起用する工藤公康監督の方針も選手たちのモチベーションを上げている。結果を出せば昇格のチャンスがある。そして一軍で起用しても らえる。

 現にウエスタンリーグ三冠(打率.330 、73安打、8本塁打)と打撃好調の猪本健太郎は、7月6日に昇格し、即スタメンを勝ち取った。一軍投手相手にまだ結果は出せていないが、ファームならではの真っ黒に日焼けした姿で、柳田悠岐ばりのフルスイングを披露している。