不器用な男、ロッテ細谷圭がたどり着いた「11年目の打撃開眼」 (4ページ目)

  • 深海正●文 text by Fukami Tadashi
  • photo by Kyodo News

 印象に残る打撃で脚光を浴び、“遅咲きのブレイク”としてのストーリーで取り上げられることも多い。ただ、本人に「11年目だから」とか「晩成型」といった意識はない。

「最初から11年契約でやってきたわけではないので……。1年、1年、勝負してやってきた」と力を込める。

 先を見ず、毎年、必死にもがき、気がつけば11年がたっていた。太い幹ができた今、細谷はまた新たな勝負を仕掛けていく。

4 / 4

関連記事

キーワード

このページのトップに戻る