2016.04.17

モノ好きたちが集結。「12球団ファンクラブサミット」が熱い!

  • 長谷川晶一(12球団ファンクラブ評論家[R])●文 text by Hasegawa Shoichi

現役高校教師もまた、僕らの「同志」だった!

 乾杯の後に、お互いの自己紹介が始まる。

●長谷川晶一/ノンフィクションライター。ヤクルトファン。12球団FC歴12年。
●鈴木ユキタカ/グラフィックデザイナー。西武ファン。12球団FC歴5年。
●高橋雅光/ベースボール居酒屋・リリーズ神田スタジアム店長。楽天ファン。12球団FC歴4年。
●勝田聡/環境関連自営業。ヤクルト、楽天ファン。12球団FC歴2年。
●YD@ちな鷹檻De/高校教師。ソフトバンク、オリックス、DeNAファン。12球団FC歴1年。

 ここについに5名のFCレンジャーが集結した。僕だけが40代で、残りはみな30代。この5人はそれぞれ全球団FC会員なのだ。つまり、5名×12球団、全60球団分の会員なのだ! それにしても、驚いたのはYDさんだ。現役の高校英語教師だという。思わず尋ねる。

「学校ではこのことは内緒にしているんですか?」

 別に罪を犯しているわけではないけれど、堂々と自慢できることでもないという自覚ぐらい、僕にもある。それでも、彼女は平然と答える。

「生徒たちにはドヤ顔で言っていますよ。比較級の授業のときには、No other team is stronger than HAWKS!(ホークスより強いチームは他にはない!)って言っているぐらいですから、私の野球好きはみんなが知っています」

 心配になったので、改めて確認すると、「この企画に登場することは問題ない。ただ名前と顔を出すのは差し控えたい」とのことなので、ハンドルネームのまま僕らも接することにし、気兼ねなくみんなで杯を重ねた。彼女は続ける。

「デメリットよりも、むしろメリットのほうが大きいと私は感じています。“私は野球が好きなんだ。全球団FC会員なんだ”と自己開示したことで、生徒たちにもシンパシーを感じてもらっていると思いますし、札幌や博多に遠征したときにはお土産を買っているので、みんなも喜んでくれていると思います」

 自信満々に語るYDさん。確かに、こんな英語の先生がいたら高校生活も楽しくなりそうな気がする。