プロ野球2015年シーズン、ベンチ裏で聞こえた「ヒソヒソ話」

  • スポルティーバ●構成 text by Sportiva
  • 益田佑一●写真 photo by Masuda Yuichi

 柳田悠岐(ソフトバンク)と山田哲人(ヤクルト)のふたりが"トリプルスリー"を達成し、秋山翔吾(西武)は日本記録となるシーズン216安打を放つなど、偉業に沸いた2015年シーズン。また、山本昌(中日)を筆頭にベテラン選手が相次いで引退するなど、プロ野球界にとっては忘れることのできない1年となった。そんな中、ベンチ裏では大きな声では話せない話題も数多く飛び交った。今回、その一部を紹介したい。

日本シリーズでヤクルトを圧倒したソフトバンクだったが......日本シリーズでヤクルトを圧倒したソフトバンクだったが......

●マイコラス残留の決め手はあの美人妻?

 今季、13勝3敗でセ・リーグ最高勝率(8割1分3厘)のタイトルを獲得した巨人のマイルズ・マイコラス。来季の去就が注目されていたが、2年500万ドル(約6億円)で残留することになった。シーズン中からメジャースカウトが何度も視察に訪れていたこともあって、メジャー復帰が濃厚と言われていたが、マイコラスが選んだのは日本だった。

 その一番の理由は、なんと美人妻のローレン夫人。彼女が日本残留を望んだことが最大の決め手だった。マイコラスはローレン夫人に家事は多くを求めていない。それより「好きなことをやっている妻の姿を見るのが好きなんだ」とモデル、タレント活動をしているローレン夫人を心から応援している。

 先発投手は週に一度の休養日があり、通常は登板の2日後だ。ところが、登板の3日後に夫人が出演するイベントがあったとき、マイコラスは休養日をずらしてまで現場に行ったという。そうした愛の力もあり、マイコラスは6月20日の中日戦から破竹の11連勝をマーク。2016年もマイコラス夫妻の快進撃は続きそうだ。

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