2015.12.20

【根本陸夫伝】
日本シリーズのたびに自腹で300万円分のチケットを買った男

  • 高橋安幸●文 text by Takahashi Yasuyuki
  • photo by Kyodo News

【人物紹介】

根本陸夫...1926年11月20日、茨城県生まれ。52年に近鉄に入団し、57年に現役を引退。引退後は同球団のスカウト、コーチとして活躍し、68年には広島の監督を務める。監督就任1年目に球団初のAクラス入りを果たすが、72年に成績不振により退団。その後、クラウンライター(のちの西武)、ダイエー(現・ソフトバンク)で監督、そして事実上のGMとしてチームを強化。ドラフトやトレードで辣腕をふるい、「球界の寝業師」の異名をとった。1999年4月30日、心筋梗塞により72歳で死去した。

大田卓司...1951年3月1日、大分県生まれ。津久見高から69年ドラフト9位で西鉄(現・西武)に入団。76年に23本塁打を放ち、指名打者でのベストナインに選出される。その後もDH、代打の切り札として活躍し、83年の巨人との日本シリーズではMVPを獲得した。86年で現役を引退。その後はダイエー(現・ソフトバンク)、ヤクルトのほかに、台湾や韓国プロ野球でもコーチを務めた。通算成績は923安打、171本塁打、564打点。

松沼雅之...1956年7月24日、東京都生まれ。兄・博久と同じく取手二高から東洋大に進学。76年秋のリーグ戦で8勝をマークし、チームの初優勝に貢献。その後もエースとして活躍し、リーグ戦通算39勝を挙げた。78年にドラフト外で西武に入団。79年はルーキーながら4勝をマークすると、翌年から5年連続して2ケタ勝利を挙げた。89年限りで現役を引退。通算成績は241試合に登板し、69勝51敗12セーブ。

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