85年V戦士が語る「30年ぶり日本一へ、今の阪神に必要なこと」 (4ページ目)

  • 谷上史朗●文 text by Tanigami Shiro
  • photo by Kyodo News

 最後に、残り試合を戦う上でのポイントを聞いた。

「藤浪とメッセンジャーが先発した試合、そして呉昇桓が出てくる展開の時は落とさないこと。そこを落とすと優勝は相当厳しいし、それどころか4位になる可能性もある。そうならないためにも、勝てる試合は確実に取ること。でも、最終戦まで順位が決まらず、もつれる可能性は十分にあるでしょう」

 現時点で最終戦の予定は10月4日。本拠地・甲子園で広島と戦う。また、東京ドームでは巨人とヤクルトが最終戦を行なう。その日、はたしてどんな結末が待っているのだろうか。優勝を目指すのはもちろんだが、最低でも3位以内を確保すること。そうすれば、85年以来となる日本一の夢もつながる。

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