DeNA独走の理由。他の5球団と決定的に違う「ひとつのデータ」 (3ページ目)
そして与田氏が印象的に残っている試合として挙げたのが、4月28日からの広島、中日のビジター6連戦だ。この6連戦をDeNAは4勝2敗で勝ち越したのだが、勝った試合はすべて接戦で、5月2日の中日戦などは9回二死走者なしからの5連打で勝利をものにしていた。
「その前にDeNAは7連敗していて、あそこでまた連敗していたら、間違いなく今の結果はなかったと思います。あのビジター6連戦を勝ち越したことで、チームとして自信をつけたような気がします。それに、長いシーズンを戦う上で“苦手意識”だけは持ちたくない。そういう意味で、ここまで大きく負け越しているチームもないですし、ビジターを苦手にしているわけでもない。そこは大きいと思います」(与田氏)
他の5球団が“内弁慶”ぶりを露呈する中、「たかが5割」ではあるが、DeNAの戦いぶりは賞賛されるべきであろう。決して勢いだけではないたくましさが、今のDeNAには確かにある。
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