2015.05.05

【プロ野球】球団グッズは高級志向か、独創性か? それが問題だ

  • 長谷川晶一(12球団ファンクラブ評論家Ⓡ)●文 text by Shoichi Hasegawa

 他球団が力を入れている女性向けグッズは、昨年から打ち出した「TORACO」カテゴリーで数多く紹介されている。他球団が基本的にピンク色なのに対して、阪神は見事にパステルイエローばかり。先日、甲子園球場で観戦した際に、TORACOアイテムを身につけた若い女性をたくさん見た。徐々に浸透しているのは間違いない。

阪神タイガース公式オンラインショップ
http://shop.hanshintigers.jp/


《広島東洋カープ》
 12球団すべてのファンクラブ(FC)に入って痛感したのは、広島FCの独創性だった。潤沢に予算をかけられない分、さまざまなアイディアによって数多くの面白特典を生み出してきた。その精神はグッズ開発においてももちろん健在だった。

 カープ剣玉・無元無双(14000円)。限定100個はすでに完売。ホーム用、ビジター用ユニが一緒になったリバーシブルユニフォーム(6500円)。僕はこれを買おうと思ったものの、残念ながらこちらも品切れ。広島名物をあしらったもみじ饅頭キャップ、カープうどんキャップはいずれも5500円。

廿日市に住む剣玉職人、岩田さんが作った限定品

 おっ、阪神の欄で紹介した亀田の勝ちの種(540円)を発見! 阪神は16袋で1080円、広島は7袋入りで540円。阪神の方が若干おトクだ。調べてみたら「勝ちの種」はソフトバンクでも、西武でも販売しているという。

サイト内では「日用品」に分類 されている白線マーカー
 カープグッズで一番気になったのが、限定20個のそれ引けカープ 白線マーカー(18000円)だ。グラウンドのライン引き、一体、誰が買うのだろうと思っていたら、すでに完売。

 ということで、次に気になった勝ち星梅干しバッグ(4000円)を購入。毒々しい真っ赤な梅干しの写真が全面にプリントされた不思議なバッグ(第1回コラム参照)。限定1000個だが、こちらはまだ売れ残っている(笑)。買ったはいいけれど、これはどこで使えばいいのだろう? ひとまず、ズムスタに行くときにはこれで行こう。

カープ オフィシャルグッズショップ
http://www.shop.carp.co.jp/index.html

※長谷川晶一
ノンフィクションライター。2005年より、プロ野球12球団のファンクラブすべてに入会する試みをはじめ、現在も継続中。昨年、『プロ野球12球団ファンクラブ全部に入会してみた!』(集英社)を上梓。他に『マドンナジャパン光のつかみ方 世界最強野球女子』(亜紀書房)、『最弱球団 高橋ユニオンズ青春記』(白夜書房)など

(つづく)


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