谷繁監督が挙げる「2015年、ドラゴンズのキーマン」 (4ページ目)

  • キビタキビオ●構成 text by Kibita Kibio
  • 五十嵐和博●写真 photo by Igarashi Kazuhiro

野村 来年、自身の出場機会は?

谷繁 減ると思います。

野村 単純に戦力として考えた時に減ってしまうのか、それとも意図的に減らそうとしているのか、どっちですか?

谷繁 どっちもですね。自分の体力や、これからのドラゴンズのことを考えた上で、たぶん減るだろうということです。

野村 野村克也さんの持つ通算出場数(3017試合)の日本記録まで、あと26試合です。これについてはどう考えていますか?

谷繁 契約更改の時にも言いましたけど、ここまできたら抜きます。ただ、単純に達成のためだけに出るのではなく、必要な戦力として出場することが大事だと思っています。

―― 7月22日のDeNAで今季第1号を放ち、日本記録となる26シーズン連続本塁打を達成しました。

谷繁 今年も1本は打ちたいと思っていて、横浜スタジアムか神宮球場、東京ドームあたりのホームランの出やすい球場で狙っていました(笑)。結果的に、プロのスタートとなった横浜スタジアムで打てたのは嬉しかったです。来年もなんとか1本は打ちたいですね。

野村 ヒーローインタビューでは、妙に感情を抑えていたように見えましたが?

谷繁 そうですね。あれ、難しいんですよ。聞き手の人も、いきなり監督として聞いてくる時があるので、嬉しくても派手に騒げないんです。

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