2014.11.21

3年後の世界一へ。こんな「侍ジャパン」が見たい

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • 益田佑一●写真 photo by Masuda Yuichi

「今のチームが成長して、そこにメジャー組も集結する。そういうチームが見たい。昨年の第3回WBCは国内組だけだったので、第1回、第2回大会に比べると盛り上がれなかった。サッカーの代表は海外でプレイしている選手も集まるじゃないですか。そこに夢があるんですよね。代表の注目度でいったら、サッカーに負けていますからね。日本人メジャー選手はシーズン優先でしょうけど、どうか侍ジャパンに入ってほしいですね」(吉田さん/29歳)

「田澤純一(レッドソックス)は、本人が希望しても侍ジャパンに入れないんですか? ドラフトを拒否した影響で……。でも、田澤は侍ジャパンに入れば、強力なセットアッパー、いや抑えも任せられる。あと、昨年、ヤンキースからドラフト2位指名で入団した加藤豪将も。彼がこのままうまく成長すれば、内野の層が厚くなる。何より、田澤と加藤が侍ジャパンに入るなんて夢があるじゃないですか。最初は日本の選手たちと意見が合わずに衝突して、それが何かのきっかけでチームがひとつになっていく(笑)。そういうドラマも生まれそうですし」(甲斐さん/42歳)

―― これからの侍ジャパンに期待することは?

「やっぱり代表の人気はサッカーに圧倒されていますからね。チケットも結構簡単に取れたので。なかなかチケットが取れないぐらいの人気になるようにもっとPRしてほしいですね。まあ、チケットが取れなくなったら、それはそれで困るんですが……(笑)」(前出・藤川さん)

「サッカーみたいに、いろんな国のチームと試合をしてほしい。それに、日本がアメリカで試合をするのも見てみたい」(芳川さん/13歳)

「メジャー選抜ではなく、たとえばヤンキースを単独チームとして呼んでほしい。その方がチームもまとまっているし、選抜チームのような派手さはないけど強化試合には適していると思う」(前出・武井さん)

「昨年は台湾と試合をしましたが、それはそれで楽しめました。ドミニカやプエルトリコの代表は呼べないんですかね。そう考えると、キューバ代表が現実的ですかね。今年はグリエルとかが日本でプレイしましたし」(染谷さん/36歳)

「オールスターの時に、1試合を侍ジャパン対外国人選抜チームにすれば面白いと思う」(小島さん/29歳)

「野球はサッカーと違って、シーズン中に代表の試合ができないので、とにかく今回のようにシーズン後でいいから、私たちにもチームの成長がわかるように、毎年試合をしてほしい。小久保さんも監督として経験を積めますし」(前出・吉田さん/69歳)

 今回、日米野球での侍ジャパンの選手たちを見て「今後、どんなチームになるのかな」と胸がときめいた。野球ファンにとっても、長期的に代表チームを見ていくのは初めての経験となる。はたして3年後、侍ジャパンはどんなチームになっているのだろうか。

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