セ・リーグMVP問題が解決!? 意外な該当者が出現 (2ページ目)
これまでのMVP受賞者を見ると、優勝したチームから選出されることがほとんどで、2リーグ制になった1950年以降、セ・パ両リーグで優勝チーム以外から選出されたのは64年の歴史の中でのべ13人だけ(128人中)。では、優勝チーム以外から選ばれたのは、どんな成績を残した選手だったのか。
1963年 パ・リーグMVP/野村克也(南海)
打率.291、52本塁打、135打点
1964年 セ・リーグMVP/王貞治(巨人)
打率.320、55本塁打、119打点
1974年 セ・リーグMVP/王貞治(巨人)
打率.332、49本塁打、107打点
1980年 パ・リーグMVP/木田勇(日本ハム)
22勝8敗、防御率2.28、奪三振225
1982年 パ・リーグMVP/落合博満(ロッテ)
打率.325、32本塁打、99打点
1985年 パ・リーグMVP/落合博満(ロッテ)
打率.367、52本塁打、146打点
1988年 パ・リーグMVP/門田博光(南海)
打率.311、44本塁打、125打点
1990年 パ・リーグMVP/野茂英雄(近鉄)
18勝8敗、防御率2.91、奪三振287
1994年 パ・リーグMVP/イチロー(オリックス)
打率.385、13本塁打、54打点
2 / 3