2014.09.16

中村剛也、2年ぶりの本塁打王奪還のカギは?

  • 島村誠也●文 text by Shimamura Seiya
  • 甲斐啓二郎●写真 photo by Kai Keijiro

 ロッテのリリーフ投手・益田直也はメヒアのバッティングについて、次のように解説してくれた。

「パワーはもちろんですが、絶対にホームランにできるツボを持っています。僕の中ではインコース寄りのベルト付近の高さのボールなのですが、そこに投げるとかなりの確率でホームランにされてしまう。打者はそれぞれツボというのを持っていますが、メヒアは他の選手よりもツボに来た時に仕留める確率が圧倒的に高いですね」

 ではここで、中村、メヒア、ペーニャの3人をいくつかの項目で比較してみた。

■本塁打率(1本塁打あたりどれだけの打数を要したかを示した数字)
中村...11.16
メヒア...10.87
ペーニャ...14.47

■複数本塁打試合
中村...3試合
メヒア...4試合
ペーニャ...4試合

■連続試合本塁打
中村...2試合連続(4回)、3試合連続(1回)
メヒア...2試合連続(5回)、4試合連続(1回)
ペーニャ...2試合連続(4回)

 数字だけを見るとメヒアに勢いを感じてしまうが、解説者の金村義明氏は次のように語る。

「これからは対戦カードや相性といったものが大きく影響してくる。たとえば、クライマックス・シリーズの望みがなくなったチームは、来季に向けて若手投手を試す可能性が高い。その時にしっかり打つことができるかが重要になってくるでしょうね」