稲葉篤紀「『キャプテン』にすごく影響を受けました」

  • スポルティーバ構成●文 text by Sportiva special thanks to Shimamura Seiya, ORIX BUFFALOES, CHUNICHI DRAGONS, HOKKAIDO NIPPON-HAM FIGHTERS
  • 小池義弘●写真 photo by Koike Yoshihiro

岡田俊哉(22歳)
「いちばんは『Dreams』です。久里武志のキャラが強烈ですよね。一匹狼みたいな性格だけど、野球に対する思いは誰よりも熱い。最初は戸惑っていた仲間たちも、久里に惹かれてチームがまとまっていく。魅力あるストーリーですよね。みんなが勝って喜んでいるシーンを見ると、自分もやってみたいと。そういう活力をもらいました。好きなキャラクターは、大和田先輩かな。最上級生ならではのプライド。エースの座は久里に譲ったけど、チームを引っ張っていった上級生ならではの雰囲気が好きでした」

福谷浩司(23歳)
「主人公が何でもできてしまう漫画は性に合いません。でも『Dreams』は別ですね。久里も凄すぎる主人公なんですが、やっていることがすべて理にかなっているんです。ドリームスは、野球を始めたばかりの人や、まだやったことのない人が読むべき作品だと思いますね」

田島慎二(24歳)
「今でも読み返すのは『SLAM DUNK』ですね。特に最終回は今でも印象に残っています。文字がなくて、絵だけで物語が進んで、最後の桜木と流川のハイタッチの場面は鳥肌が立ちました。隙なのはやっぱり桜木花道ですよね。努力すればするだけ、結果が出るということを教えてくれました」

朝倉健太(33歳)
「何といっても『巨人の星』(※12)ですね。子どもの頃はジャイアンツファンだったので。テレビの再放送で見たのですが、すごい世界だなと思いました。単行本も全部揃っています。好きなのは左門豊作。頑張っている感があるところがいい(笑)」

山井大介(36歳)
「『ミラクルジャイアンツ童夢くん』。何となく見てしまった(笑)。七色の魔球ですね。知らん人多いやろうなぁ」

岩瀬仁紀(40歳)
「思い入れがあるのは『SLAM DUNK』ですね。読んでいて、純粋に面白かった。やっぱり友情ものはいいですよね。好きだったのは流川楓。クールなところが好きでした」

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