【WBC】侍ジャパン2009「日本代表、連覇までの軌跡」 (3ページ目)

  • 益田佑一●写真 photo by Masuda Yuichi

Semi Final,Final In LOS ANGELES
決勝では延長の末に韓国を下し、連覇を達成した決勝では延長の末に韓国を下し、連覇を達成した

■準決勝
2009年3月22日/ドジャー・スタジアム
アメリカを逆転で下し、2大会連続の決勝進出を果たしたアメリカを逆転で下し、2大会連続の決勝進出を果たした 1回表、先発の松坂大輔がいきなり先頭打者ホームランを被弾するも、すぐに城島健司の犠牲フライで追いつく。再び1点のリードを許した4回、稲葉篤紀、小笠原道大ら5本の長短打に相手の失策を絡め、一挙5点を奪い逆転に成功。8回に2点差まで迫られるが、その裏に3点を加え突き放した。最後はダルビッシュ有が締め、2大会連続の決勝進出を決めた。

■決勝
2009年3月23日/ドジャー・スタジアム
イチローの決勝打で韓国を下し、連覇を達成したイチローの決勝打で韓国を下し、連覇を達成した 1点リードで迎えた9回、前日に続き、ダルビッシュ有がマウンドに上がるも李机浩(イ・ボムホ)に同点打を浴び、試合は延長戦に。直後の10回表、ジャパンは二死二、三塁の場面でイチローがこの日4安打目となるセンター前2点タイムリーを放ち、勝ち越しに成功。その裏、ダルビッシュはランナーをひとり許すが、最後は三振に打ち取りゲームセット。WBC連覇の快挙を成し遂げた。

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