【WBC】侍ジャパン2009「日本代表、連覇までの軌跡」

  • 益田佑一●写真 photo by Masuda Yuichi

Round 2 in SAN DIEGO
Pool 1
キューバを2度下すなど、1位で2次ラウンドを突破したジャパンキューバを2度下すなど、1位で2次ラウンドを突破したジャパン

■2次ラウンド Game 1
2009年3月15日/ペトコ・パーク
100マイル左腕・チャップマンを攻略するなど6点を奪い快勝100マイル左腕・チャップマンを攻略するなど6点を奪い快勝 3回、球速100マイル投手のチャップマンをジャパン打線が攻略。城島健司、岩村明憲の連打などで一死満塁とすると、代わったゴンザレスの暴投で先制。さらに青木宣親の右前打と村田修一の左犠飛で、この回3点を奪う。先発の松坂大輔は6回を無失点、8奪三振の好投。その後も岩隈久志、馬原孝浩、藤川球児とつなぎ、キューバ打線を完封した。

■2次ラウンド Game 4
2009年3月17日/ペトコ・パーク
1次ラウンドに続き、韓国先発の奉重根に抑えられた1次ラウンドに続き、韓国先発の奉重根に抑えられた 勝てば2次ラウンド突破が決まる一戦だったが、ジャパン先発のダルビッシュ有の不安定な立ち上がりに守備の乱れも絡み、1回に3点を先行される。打線は韓国先発の奉重根(ポン・ジュングン)から毎回走者を出すもつながらず、5回にイチローの二ゴロの間に挙げた1点のみ。最後まで韓国投手陣を打ち崩せず、この大会2度目の敗戦を喫してしまった。

■2次ラウンド Game 5
2009年3月18日/ペトコ・パーク
投手陣がキューバ打線を無得点に抑え、決勝ラウンド進出を果たした投手陣がキューバ打線を無得点に抑え、決勝ラウンド進出を果たした 先発の岩隈久志は先頭打者を一度も出さない抜群の安定感で6回まで無失点。2番手の杉内俊哉も7回からの3イニングを完璧に抑えた。打線は4回二死二、三塁で小笠原道大の飛球を中堅手が落球し2点を先制。5回以降も、青木宣親の2点タイムリーと中島裕之の犠飛で加点し、決勝ラウンドに駒を進めた。

■2次ラウンド Game 6
2009年3月19日/ペトコ・パーク
終盤に得点を重ねたジャパンが2次ラウンド1位通過を決めた終盤に得点を重ねたジャパンが2次ラウンド1位通過を決めた 同点に追いつかれた直後の8回表、無死一、三塁で代打の小笠原道大が勝ち越しのタイムリーを放つと、後続も続きこの回3点を奪う。9回にも青木宣親のタイムリーで韓国を突き放した。先発の内海哲也は1回に先制を許したが、2番手の小松聖が打者9人に対し無安打、5奪三振の力投。その後も投手陣が踏ん張り、2次ラウンド・プール1の1位通過を決めた。

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