野球美女・坪井ミサトがMLB選手に直撃。菊池雄星から逆取材された (3ページ目)

  • 田中亘●撮影 photo by Tanaka Wataru

――開幕2戦目には、オフに西武ライオンズから移籍した菊池投手が先発予定です。メジャー1年目にしていいアピールができているようですね。

「すでにチームに馴染んでいるように見えました。3年ほど前から『メジャーに行きたい』という気持ちが強くなり、オフシーズンにはアメリカで自主トレを行なっていたので、現地の気候や食事などにも戸惑いはないそうです。コーチとのコミュニケーションも、西武時代から勉強していたという英語で、通訳を介さずに直接やり取りしていました。

 メジャーのボールには『これからアジャストしていく必要がある』と話していましたが、マリナーズの大先輩でもある佐々木主浩さん、岩隈久志投手(現巨人)にアドバイスをもらっていたそうなので、早く感覚を掴めたのかもしれませんね。事前の準備をしっかり行なっていたからこそ、開幕2戦目を任されるほどに信頼を得られたんだと思います」

――坪井さんにとって菊池投手は、昨春の西武キャンプで2段モーションを教わった"師匠"でもありますね。

「インタビューをする際に、菊池選手のほうから『あれから、ちゃんと投げていますか?』と聞いてくれたんです(笑)。フォームを教わってから球速が伸びたことを伝えたら『すごい』と喜んでくれて、『これからも頑張ってください』と激励の言葉をもらえました。

 それに応えられるよう、移動を含めて早朝から夜までの長丁場だったアリゾナ取材中も、空いた時間でトレーニングを行なっていました。東京ガールズコレクションの公式ランニングプロジェクト『TOKYO GIRLS RUN』のメンバーとして3月3日の東京マラソンに出場することも決まっていたので、追い込みでホテルの周囲を走ったりもしました。そういったトレーニングを重ねて目標とする球速110km(現在の最速は107km)を達成し、また菊池選手に報告ができるようにしたいです」

――開幕2戦目に登板する菊池選手には、どんな投球を期待していますか?

「完封勝利と言いたいところですが、球数的に難しいでしょうから、5回、6回くらいまでを無失点で抑えてほしいです。アスレチックスの選手たちも、開幕戦に向けて『モチベーションが高まっている』と話していたので、見ごたえのある試合になるでしょうね。イチロー選手や菊池投手はもちろん、選び抜かれたメジャーリーガーたちがどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみにしています!」

■坪井ミサト
1996年 10月 30日生まれ。奈良県出身。中学までの9年間の野球経験を生かしてスポーツ系の番組に多数出演し、近年ではモデルや女優としても活躍の場を広げている。

■菊池雄星が先発予定の3月21日には、坪井さんも東京ドームでのイベントに出演!
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取材協力/MLB Japan

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