イチローがシアトルで残した名言集
「回り道なくして次へは進めない」

  • 田口有史●写真 photo by Taguchi Yukihito

 マイアミ・マーリンズからFAになったイチローの移籍先が、古巣シアトル・マリナーズに決まった。

 マリナーズはイチローにとってメジャーでの最初の球団で、2001年から2012年のシーズン途中にニューヨーク・ヤンキースに移籍するまで在籍。1年目の2001年には首位打者やMVPを獲得し、2004年にはシーズン262安打のメジャー新記録を樹立。また10年連続シーズン200安打をするなど、イチローにとっては素晴らしい時を過ごした特別なチームだ。

 数々の大記録を打ち立てるとともに、イチローは数え切れないほどの名言を残してきた。6年ぶりの復帰を機に、マリナーズ時代のイチローが私たちに伝えた名言を写真とともに振り返ってみたい。

  「日本にいたときから何か数字を挙げろと言われれば、200という数字が目標でした。それがこっち(アメリカ)で打てて、大きな自信になります。シーズンに入る前は想像できなかったことです」


(2001年8月28日/メジャー1年目でシーズン200安打を達成)

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