2017.02.02

「現役バリバリ」は本当か?
新助っ人メジャーリーガーの現地での評判

  • 福島良一●解説 analysis by Fukushima Yoshikazu
  • photo by AFLO

 ただ、本人はずっと先発での起用を希望する一方、メジャーの球団はリリーフとして求めており、オーレンドルフは新天地探しに苦労していました。そんななか、ヤクルトの奥村政之国際グループ担当部長が「日本では先発1本で考えている」と伝え、両者の思惑が一致したことで一気に日本行きへと傾いたようです。

 オーレンドルフの武器は、193cmの長身から投げる150キロ前後の速球と、キレのいいスライダーです。なかでも空振りを奪えるスライダーは、メジャー関係者の間でも高く評価されていました。

 また、彼は名門大学出身のインテリなので、昨年のシーズン途中に問題を起こして退団したローガン・オンドルセクのような騒動は起こさないと思います。人格的にしっかりしている選手なので、ヤクルトはその点も考慮してオーレンドルフを獲得したのではないでしょうか。

 セ・リーグでは同じ右投げピッチャーでもうひとり、読売ジャイアンツに入団したアルキメデス・カミネロ(29歳)を紹介します。17歳のときにフロリダ(現マイアミ)・マーリンズと契約したドミニカ共和国出身のカミネロは、8年後の2013年にメジャーデビューを果たしました。2015年のパイレーツ時代には73試合に登板し、5勝1敗・防御率3.62・15ホールドをマークするなど、リリーフ投手として優秀な成績を残しています。