ドラフト1位候補、離島の快腕、岩手の怪童...センバツで必見の逸材10人 (2ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki,Taguchi Yukihito,Kikuchi Takahiro
最速149キロを誇る市和歌山の米田天翼最速149キロを誇る市和歌山の米田天翼この記事に関連する写真を見る米田天翼(市和歌山/3年/投手/174センチ・78キロ/右投右打)

左腕が森下なら、右腕は米田。身長174センチと上背はないものの、最速149キロのストレートは捕手のミットを激しく叩く球威がある。2年秋時点での球の強さに関しては、1学年上の小園健太(DeNA1位)の同時期をもしのぐ。タイプ的には小園というより畔柳亨丞(中京大中京→日本ハム5位)に近く、昨秋は左打者へのフォークに手応えを得た。近畿大会準々決勝の天理戦では流れをつかめず5失点で敗戦したが、能力の高さは間違いない。今大会は5日目に花巻東との好カードを戦う。

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