高校通算44本塁打の両打ちスラッガー、中日・根尾の元チームメイト...2022年のドラフト戦線を賑わす12人 (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

大学4年秋から台頭してきた遅咲き左腕のHonda・片山皓心大学4年秋から台頭してきた遅咲き左腕のHonda・片山皓心この記事に関連する写真を見る 最後に名前を挙げたいのは、片山皓心(Honda)だ。大学4年秋から台頭してきた遅咲きの左腕で、打者のバットを押し込む強いストレートに右打者の外角へ落ちていくチェンジアップを武器にする。日本選手権以降に状態を落としたものの、能力は高いだけに来季は年間通してコンスタントなパフォーマンスが求められる。

 現時点での状況から12名の名前を挙げたが、あくまで途中経過にすぎない。当然ながら、春以降にドラフト上位戦線に急浮上する存在が現れるはずだ。今回名前を挙げた12選手の進化と新鋭の出現を心待ちにしながら、2022年の球春を待とう。

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