2021.04.06

山本昌がセンバツの好投手12人を診断「石田隼都は松井裕樹になる」

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

最速151を誇る中京大中京の畔柳亨丞最速151を誇る中京大中京の畔柳亨丞 畔柳亨丞(中京大中京/177センチ・87キロ/右投右打)

 ボールのキレと馬力にかけては今大会ナンバーワンでしょう。ボールの走りは文句なし。はまったボールはスピードガンの数字以上の体感速度があります。準決勝で力尽きましたが、今大会から採用された「1週間500球以内」の球数制限の影響もあったのかなと感じます。大会終盤は「あと○球しか投げられない」と意識するなかで、必要以上に力みが出ていたように見えました。また、左肩を開くのがわずかに早く、強いシュート回転がかかる部分も修正したいところです。左肩の開きを少し我慢して、より捕手寄りでリリースできるようになれば、持ち前の馬力がさらに生きるはずです。1学年先輩の高橋宏斗投手(中日)に勝るとも劣らない逸材です。