2020.07.21

1強・山梨学院に強打者がずらり。
東海大甲府・渡部の飛距離は要注目だ

  • 安部昌彦●文 text by Abe Masahiko
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 同じ甲府勢の古豪、甲府工と甲府商にも逸材が揃う。

 甲府工は打線が強力だ。山本圭介、白井風我が出塁して、4番の小林勇輝が還す。さらに、山村貫太へと続く打線は相手バッテリーに息つく暇も与えない。

 甲府商もバッティングでは負けていない。エースの加藤大河はリードオフマンをつとめ、藤田洸や花輪翼といった勝負強いバッターが得点源になる。また、昨年秋の県大会で1試合5安打4打点を放った米永涼斗も左の好打者だ。

 昨年秋の県大会準優勝の駿台甲府は、本格派右腕・大須賀秀人がマウンドを守る。180センチ、82キロのいかにも屈強そうな体躯から、130キロ台後半の重いストレートで打者を圧倒する。

 攻撃陣も左打ちのヒットメーカー・藤沢潤哉、ライナーでスタンドインするパワーを誇る三木諒人、池田朋弘が打線を引っ張る。

 日本航空はパワーと勝負強さを兼ね備える笹川虹太朗、昨年秋の県大会で5割近いアベレージを残した平井友弥が打線の中心に座り、打者のタイミングを外しながら粘り強く投げるサイドハンドの小沢耕介を援護する。

 帝京第三の一柳佑太は185センチの大型右腕で最速は145キロを誇る。立ち上がりに不安はあるが、はまった時のピッチングは圧巻。強豪校といえども簡単に攻略できる投手ではない。この夏のピッチングが楽しみだ。

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