2020.07.14

大分は明豊と大分商にドラフト候補。森下暢仁直伝の変化球を投げる投手も

  • 加来慶祐●文 text by Kaku Keisuke
  • Photo by Nikkan Sports

 若杉や狭間ら投手陣をリードするのが強打の捕手・居谷匠真(しょうま)。昨秋の公式戦は、打率.514とチーム最高を記録した。打席での勝負強さはピカイチで、この夏は4番に座る可能性もある。守備面で課題とする送球精度に磨きがかかれば、ドラフト戦線をにぎわせる存在になってくるはずだ。

 パワフルなスイングと鉄砲肩が魅力の外野手・小川聖太も、狭間や布施、居谷をもしのぐ"飛ばし屋"として活躍が期待される。

 8月の甲子園交流試合に出場する大分商では、福岡ソフトバンクの川瀬晃(ひかる)を兄にもつ右腕のエース・川瀬堅斗に大きな注目が集まる。最速147キロを出す本格派で、スライダー、カットボール、チェンジアップの精度も群を抜く。特に師と仰ぐ同校OBの森下暢仁(現・広島)に手ほどきを受けたカットボールのキレは、超高校級の代物だ。

 源田壮亮(現・西武)や川瀬晃、廣澤伸哉(現・オリックス)がかつて守っていた名門の遊撃手を継承するのが岩崎竜也。スピード感あふれる守備と意外性のある打撃は、見ている者を飽きさせない。

 また、50m5秒75の俊足中堅手・渡辺温人(はるひと)も、今後大きく伸びていきそうな雰囲気を漂わせている。遠投120mの強肩と4番を担う勝負強さが魅力の捕手・末田龍祐(すえだ・りょうすけ)は、182センチ、84キロの大きな体を巧みに使った動きのよさが目を引く。