2020.06.07

高橋光成が甲子園で驚きの進化。
淺間大基の横浜に圧勝、優勝を遂げた

  • 楊順行●文 text by Yo Nobuyuki
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 その後、高橋は甲子園に戻ってくることはできなかったが、2014年夏の甲子園後に開催されたU18アジア選手権では、2試合に登板し防御率0.00。日本代表でマスクをかぶり、飯塚悟史(日本文理→現・横浜DeNA)や小島和哉(浦和学院→早稲田大→現・ロッテ)らの球を受けていた栗原陵矢(春江工→現・ソフトバンク)は、「球威、圧力......やっぱり一番はコウナ(高橋)っすね。捕るだけでも大変っす」と目を丸くしていたものだ。

 高橋はその年のドラフトで西武から1位指名を受けて入団。1年目から5勝を挙げ、昨年は自身初の10勝をマークするなど、エースへの階段を着実に駆け上がっている。

 日本ハム3位入団の淺間だって負けていない。プロ1年目の5月に一軍デビューし、4試合連続ヒットを放つなど、計46試合の出場で打率.285、10打点の成績を挙げた。9月には、あの清原和博以来となる高卒新人のサヨナラ打を記録し、クライマックス・シリーズでもパ・リーグの高卒新人野手として初めてスタメン出場を果たした。

 2年目以降は故障に泣かされ、なかなか常時出場とはいかず、今年も1月に左手中指を剥離骨折した。だが、それも順調に回復し、バッティングは上向いている。

 プロでの実績は今のところ高橋に軍配が上がるが、このまま黙っているつもりはない。淺間のみならず、高濱、渡辺を加えた横浜OBの"高橋包囲網"も楽しみだ。

 ちなみに......プロ入り後の高橋は、ベルトの通し方は普通になっていた。

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