2020.01.29

ロッテ種市の元ライバル・八戸学院大の
中道佑哉が屈辱を糧に急成長!

  • 永田遼太郎●文 text by Nagata Ryotaro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

 大学JAPANの選考合宿に招集された大道とは普段から行動をともにし、自分に足りないものは何かを模索している。昨年秋のリーグ戦は5試合に投げて1勝1敗、防御率2.00だったが、内容についてはまったく満足していない。

 昨年まで週2回だったウエイトトレーニングは、今年から2日に1回になり、とくに下半身強化に励んでいる。現在の体重は72キロ。それを秋には70キロ台後半に持っていきたいと話す。

「食生活もそうですけど、寮はお腹が空いたらいつでもご飯を食べられるわけではないので、プロテインを飲んだり、夜食を食べたり、少しずつ工夫しながらやっています」

 中道がそこまで努力を続ける理由は、それまで漠然としか見えていなかったプロの世界がはっきりと視界に入ってきたからだ。

「みんながどう思っているかわからないですけど、自分のなかではまだまだ(チーム内の)信頼がないと思うので、『こいつが投げたら大丈夫』と思われるようなピッチャーになりたいですし、北東北を代表するようなピッチャーになっていきたいです」

 そう語る中道の目は、はっきりとプロの世界を見ていた。

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