山﨑武司が100回大会の強打者を分析。プロ同等の技術を持つのは? (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • 岡沢克郎、大友良行●写真 photo by Okazawa Katsuro、Ohtomo Yoshiyuki

1年春から名門・浦和学院の中軸を担う蛭間拓哉1年春から名門・浦和学院の中軸を担う蛭間拓哉蛭間拓哉(浦和学院3年/174cm・81kg/左投左打/外野手)

甲子園でホームランを打ったシーンを見ましたが、いいバッティングをしているなと感じました。体重移動の小さい打ち方ですが、トップの張り方がすごくいいし、反対方向(レフト方向)にも飛ばせる。ホームランの打席を見る限りでは、タイミングの取り方もよく見えました。下からかち上げて飛ばす打ち方ですが、このタイプは調子が悪くなると左肩が下がってくる傾向があります。いかに肩を真っすぐにして、平行に回ることを意識できるかが今後の課題になりそうですね。

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