山本昌がセンバツ投手11人を鑑定。「プロでもやれる」と驚くのは? (7ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • 大友良行●写真 photo by Ohtomo Yoshiyuki

甲子園で自己最速の144キロをマークした乙訓・川畑大地甲子園で自己最速の144キロをマークした乙訓・川畑大地川畑大地(乙訓/173cm・63kg・右投右打)

上背はないけれど、最速144キロとスピードがあり、全身を使ってキレのいいボールを投げる好投手。センバツでは富山太樹投手との二枚看板で1勝を挙げましたが、十分に勝ち上がるだけの要素を持っています。課題は左肩が少し早く開いてしまうため、右肩を回す時間が取れないこと。ボールもシュート回転する傾向があります。その点では、まだ伸びしろを感じさせる投手ですね。

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